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【キャリア・学習編】:【第16回】SOCアナリストに必要なセキュリティ資格(Security+, SSCP, CEH など)

目次

1. なぜ資格が重要なのか?

SOCアナリストにとって資格は「知識の証明」と「キャリアの切符」の両方の意味を持ちます。

  • 採用・案件応募での基準:求人票に「Security+必須」「CISSP歓迎」と記載されることが多い
  • 学習ロードマップとして活用:基礎から実務レベルまで体系的に知識を身につけられる
  • 国際的に通用する:外資系やグローバルSOCでも通用する

2. 主要資格の概要

(1) CompTIA Security+

  • レベル:入門〜基礎
  • 内容:セキュリティの幅広い基礎(ネットワークセキュリティ、暗号、インシデント対応、リスク管理など)
  • 特徴
    • SOC Tier1に求められる基本知識を網羅
    • ベンダーニュートラルで幅広い視点
  • おすすめ対象:IT基盤経験がある人で、セキュリティに初めて入る人

(2) SSCP(Systems Security Certified Practitioner)

  • 発行団体: (ISC)²
  • レベル:実務者レベル(Security+の次)
  • 内容:アクセス制御、監査、インシデント対応、リスク、ネットワーク/通信セキュリティ
  • 特徴
    • ハンズオン寄りでSOC業務に近い
    • CISSPほど広範ではないが、実践力を証明できる
  • おすすめ対象:SOCで2〜3年経験を積んだアナリスト

(3) CEH(Certified Ethical Hacker)

  • 発行団体:EC-Council
  • レベル:攻撃者視点の中級
  • 内容:ペネトレーションテスト、マルウェア解析、攻撃ツールの理解
  • 特徴
    • SOC Tier2〜3の「深掘り調査」「脅威ハンティング」に直結
    • 実際の攻撃手法を体系的に学べる
  • おすすめ対象:検知ルール作成や攻撃手法分析に進みたい人

(4) その他有力資格

  • CISSP(上級・マネジメント志向)
    → SOCリーダーやCSIRTマネージャーに必須級
  • GCIH(GIAC Certified Incident Handler)
    → インシデントハンドリングに特化、実務直結度が高い
  • CySA+(CompTIA Cybersecurity Analyst)
    → Security+の上位、SOC分析業務により直結
  • Azure SC-200 / AWS Security Specialty
    → クラウドSOCやクラウド監視に必須

3. 学習ロードマップ(例)

  1. Security+ → SOC Tier1基礎(検知・トリアージができる)
  2. CySA+ または SSCP → SOC Tier2応用(分析・対応ができる)
  3. CEH / GCIH → 攻撃者視点・IR専門スキルを強化
  4. CISSP → SOCリーダー・マネジメント職へ

4. まとめ

  • Security+:SOCの入り口、必須級の基礎
  • SSCP / CySA+:実務者として信頼される証明
  • CEH:攻撃手法を理解し、SOC Tier2/3へ進む切符
  • CISSP / GCIH:マネジメントや高度IRに進むなら有効

SOCアナリストを目指すなら、まず Security+ → SSCP or CySA+ の流れが現実的。そこから CEHクラウドセキュリティ資格 に広げるのがおすすめです。

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